なぜ人は食べることを我慢することができないのか

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このハンバーガーの画像を見ただけでヨダレを感じ、お腹が空いてくる人があるかもしれない。そんな日本でも大人気のハンバーガー。子どもから大人まで大人気のメニュー。なぜ人はこんなにも食べることに執着するのだろう。
マクドナルドを初めハンバーガーはもはや日本でもオヤツにとどまらず立派なご飯として認識されている食べ物かもしれない。それほど人気があり普及している。カロリーが高いとわかっているけれどついつい買ってしまう。

そんな魅力的な食べ物ハンバーガーをはじめ、現代の日本では魅力的な嗜好品がたくさん溢れている。コンビニやスーパーにに行けば有り余るほどの食べ物が溢れ陳列され、同時に捨てられている。24時間いつでも買うことができるし自分で調理せずとも購入後すぐに食べ始めることも魅力だ。

これは以前に日本マクドナルドの幹部が言っていたことだが、「アンケートをとると必ずヘルシーなサラダなどが欲しいと要望があって商品化したけれど売れた試しがない。ヘルシーなサラダではなくメガマックが売れる。」と。お客は言うこととやることが違うからお客の話を聞いていてはだめだという。

高カロリーなメガマックのキラキラとした魅力にヘルシーや健康というものがトレードオフされ負けてしまうからではないだろうか。食べ過ぎてはいけないのはわかっているけれどやめることができない。

確かにメガマックに限らずお菓子や揚げ物などの食べ物は魅力的で食べるとおいしいという快感が得られ幸福感に満たされる。そしてそれでお腹いっぱいになるとさらに満腹感という気持ちの良い状態になることができる。

このように食べる欲求というのはいくつかに分類することができるだろう。目で見てヨダレを垂れる気持よさ、匂い、舌に感じる味、食感、のどごし、そして満腹感だ。どれも気持よく本能に従っているといえるのでこれを我慢するのはなかなか難しい。しかも巷に食べ物が溢れていてはなおさらだ。

同じ嗜好品の1つであるタバコは煙を吸うときに喉の奥に「クッ」とキマった感じが忘れられないからなかなかやめることができない要因の1つだという。これも身体が快感を感じているからに他ならないだろう。

酒も酔うと酩酊状態となり気持よくなる。日本人はそうでもないらしいがお酒が大好きなロシア人などはアルコールを摂取したときに感じる気持よさが日本人よりもかなり大きいらしい。こんな人もいるはずだ。お酒はおいしいと思うけれど、それ以上に酔いたいからお酒を飲むと。

人や動物は常に毒素を排出しながら生きている。人にとって身体の中に入れるものはすべて毒だと考えられるので栄養もとりながら同時に解毒していきている。酸素だって食べ物だって紫外線だって放射能だってそうだ。なくてはならないけれど非自然、つまり許容以上に摂取すると身体が持たない。

現代では食べることはいいことだと言われているがそんなことはない。人や動物は進化の過程で常に空腹と戦い進化してきた。産業革命が起こり飽食の時代が始まったのはつい最近のこと。それまでは人類は飢餓、どうやって食べて生きていくかを考えてきたわけだ。

身体はDNAの器なので身体は生き残るために食べようとする。空腹になると腹が立ってくるのはその一環だろう。「腹が減っては腹が立つ」とは上手くいったものだが当たり前のことだ。飢餓を感じるようになると人間でも動物と同じく凶暴性が増すだろう。

これは獲物を獲り食べるためにDNAがそうさせているのだろう。そこまでして食べないと自分が生き残っていけないから。現代では産まれてからずっと食べ続けている。だから飢餓感を感じることは少ない。ほとんどの人は究極の空腹感を感じたことがないかもしれない。

恐らく理性ある人間でも飢餓感を感じると三大欲求の睡眠欲、性欲と同じくどうすることもできなくなって、泥棒してでも、人を傷めつけてでも食べ物を欲するようになると思われる。慈悲の心なんてなくなってしまうかもしれない。

このように人類は飢餓と戦ってきた。だから飢餓にはめっぽう強い身体の作りとなっている。が、しかし満腹にはとても弱い。身体がそのようにできていないからだ。だから食べ過ぎると身体から毒素が抜けきらずにどんどん毒素が溜まっていってしまう。

毎日食べ過ぎている現代人は毒素を排出しきれていない。これが病気がうなぎ登りの大きな要因の1つだろう。食べることで身体は消化に力を目いっぱい使うので毒素を排出するパワーを使えなくなっている。どんどん溜まっていく一方だ。

消化はとてもパワーを要するので毎日たくさん食べて生きるのと少食で生きるのでは寿命に違いが出てくる。長寿の決まり文句はいつでも「腹八分」だ。しかもたくさん食べるとたくさんの睡眠時間が必要になってくるだろうし、たとえば怪我の治りも少食時と比べて遅くなるだろう。

毒素の排出としては小便、大便以外にも、朝起きたら息が臭いのも血中の不溶物が肺を通じて出ているためだ。寝起きの小便が黄色いのもそうだろう。アメリカでは寝起きの息をドラゴンマウスと言うらしい。それほどに臭いということらしい。他には目ヤニだってそうだし、鼻クソだってそうだ。

現代人は食べ過ぎによって病気を誘引している。あまりにも食べ過ぎなのだ。昔はぜいたく病だと言われていた糖尿病や痛風だって、飽食時代の現代では一般人も罹っているし最近では子どもにまで蔓延しているという具合だ。どうせたくさん運動するといっても続かないから運動するよりもまずやることは少食にすることだろう。

以前にテレビでこんな場面に遭遇した。末期のガンと診断されていて本人は口に入れるものがすべてかなりの苦味を感じて苦痛だと。しかし身体を慮って遺族は何かを食べさせようとする場面だ。元気になってもらうには食べなきゃ病気が治らないと。

これはまったく検討違いだろう。身体が本能で食べたくないといっている。それは本人の食欲なのでわからないが大きなメッセージを身体が発している。それは食べるものが苦く感じる。要するに美味しく感じない。これは身体が病気を治そうとしているのでそっちにパワーを集中させたい、だから消化にはパワーを費やせない、だから食べるなと。

身体は常に正常に戻ろう戻ろうというパワーが働く。身体に不具合が起きてもそれを自分自身で治癒することができる。しかし膨大な力を使う消化に毎日、朝昼晩とパワーを持っていかれてはそれもかなわない。

だから厳しい言い方かもしれないが先の末期がんの家族はお金をかけて、時間をかけて患者さんの病状をますます悪化させていると言える。だれでも経験あるだろうが実は食欲がないということはいいことなのだ。身体が正常に戻ろうとしている、そういう時なのだ。

前日に夜ご飯を食べなかったときや、前日に断食をした朝に出る尿の色は濃い黄色の尿がでるが、それは消化にパワーを使わずにすみ毒素を排出することに力を注ぐことができたためだ。

極論だが食べることは悪と言っていいかもしれない。たくさん食べて酒もタバコをもやるのは以てのほかだと言える。逆に酒もタバコもやるけれど食事はほとんどしないというのはある意味で健康的といえなくもないかもしれないが。

それとたくさん食べることは少食に比べて寿命に影響があるだろうと述べたが、もちろん美容にも良くない。若く保ちたいなら少食をこころがけるべきだ。たくさん食べたり、大酒飲みは顔も身体も老けてくるのが早いだろう。消化に酵素をたくさん使うので仕方ないことだろう。

現代は食べることは善だと言われているので食事が病気の原因になっているということを気づきにくくなっている。食べるだけ食べて身体を壊し薬を飲む、食べるだけ食べて痩せられないとダイエットの薬を飲む。そんなに医者や製薬会社を儲けさせる必要はない。小食にすればいいのだ。もちろん薬は身体にとても良くない。これが現代ではわかっていない人が多いように思う。

習慣化は便利だと同時に怖い一面もある。慣れは必要なものだが同時に慣れは怖いものでもある。食べることを習慣化、口に何か入れるということを習慣化しているとそれを断つのはなかなか難しい。だからどこか早い時期に断つ必要がある。

もちろん続けることが大事だか辛ければ2、3日サボってもいいので継続していくことが重要だ。それにはなによりもイメージ化することが大事だと思う。

だから今回食べることによる身体の影響をこれまで述べてきた。このサイクルをイメージし、なによりも身体にいいということをイメージすることができると格段に少食、口に何か入れる欲求を少なくすることができる助けになるのではないかと思う。

また、腹八分ではなくて満腹感を味わえる少食方法もある。これは以前にお笑い芸人のビートたけしさんが言われていたことだがそれを紹介する。

「オイラが前やってヤセたのは、10分食うのをガマンするだけ。ごはんが出てきたら、10分間「じいっと」見る。そうすると、けっこう腹いっぱいになってくんだね。腹いっぱいだと感じる神経が胃から脳に伝わるまでには10分かかるんだ。だからさ、オイラまず、食卓のものを1/4食って、そのあと10分待って、また1/4食ってね、だいたい半分食ったら、腹いっぱいになるね、これはホント。」

食事は大きな喜びで幸福感を味わえることができるが美容や健康とトレードオフしなくてはいけない。健康寿命は男性70・42歳、女性73・62歳で平均寿命と比べて10歳近い差がある。長く生きることができても健康でなければほとんど意味がない。まずはメガマックなど嗜好品を減らしていくことから始めてみよう。

話は少しそれるがタバコを吸っている人で、たくさん食べて太っている人のことを馬鹿にしてはいけない。そういう資格はないと思っている。自分はタバコを吸い口に入れる欲求を満たしているのにだ。タバコをやめて食べることを我慢することができるなら少しは言う資格はあるかもしれないが。

それと食べることで得られる快感は男女差はもちろん個人差があるので、食べることに興味が少ない人は確かにいる。そういう人もたくさん食べている人を温かく見守って欲しいと思う。少し本題と話は矛盾するかもしれないが食事で快楽を得ることはいいことなのである。

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