病気を遠ざけ長く健康で生きるための食事とは

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いまや患者はうなぎ登り。もっとも多い死因はガン。最近では小学生など小さな子どもが生活習慣による糖尿病になることも珍しいことではなくなってきました。それではどうすればわたしたち人間は健康に長く生きることができるのかというお話。

子どもの生活習慣病は珍しいものではないといったけれど、最近では最もポピュラーなペットの犬までガンで死んでしまうこともあるのだ。この前テレビで見たんだけれど飼い犬が尿路結石になって衰弱し、とても苦しんでいる映像が写しだされた。

もちろん飼い主の女性は愛犬が苦しんでいるのを見ながら獣医に治してくれるよう懇願していた。お金は問題ではないですからと。この映像を見て視聴者や多くのペットを飼っている視聴者はどう思っただろう。

いまではおそらくこういう事例は数多くたいして珍しいことではないだろう。ペットが人間化してしまった現代では。なにもペットを可愛がることがいけないことだと言っているわけではない。ペットに愛情を注ぐことはペットにとっても飼い主にとってもとても良いことだと思う。

ペットは人間と同じように生物、哺乳類なので似ているとも言えるし、ある意味ではまったく違う生き物だということができよう。ではペットは人間と同じように暮らしていくことが幸せなことなのだろうか。

犬は頭が良く好き嫌いなどの表現を飼い主にある程度は伝えることができるだろう。しかし人とは違って人格はなくそこはやはり動物、犬だということになる。なのでペットの生死や健康、不健康は飼い主に委ねられる。なにもペットだけではなく子どもだって同じだ。飼い主が無能だとペットが不幸を被ることになる。

以前、ロシア語翻訳家の米原万里さんの本を読んでとてもおもしろいエピソードを読んだことがある。1つ目はネコについて。米原さんはネコを数匹飼っていて、お隣りさんも同じく数匹のネコを飼っていた。もちろんネコなので犬のように鎖に繋がれているわけではなく自由に動き回ることができる。

しかし米原さんが飼っているネコと違って、お隣りのネコたちはしょっちゅう交通事故にあって死んだり、怪我をするということだった。それはなぜなのかと考えてみるとネコが子どもの時の飼い主の管理の仕方に違いがあった。

米原さんはネコが小さくても家の中に閉じ込めていることはせずに自由奔放に放して飼っていた。お隣りのネコたちは飼い主がかわいいあまり事故にあってはいけないからと小さいときは家の中に閉じ込めて大きく成長したあとに放してやったという。

それともうひとつの話はジプシーの子供たちは絶対に迷子にならないということだった。それはなぜか。端的に言うと、ジプシーの親は子どもを放っておくらしい。親が子どもに迷子にならないように気を配り管理するのではなく、子ども自身が遊んでいても親の場所を把握しているという。

この2つの話からわかることは2つあって、ひとつは飼い主、親の管理次第でペット、子どもの成長に大きな影響を与えるということ。2つ目はそういう危険察知能力も小さい子どもの内から養っておかないと大きくなってからではなかなか養えないよということだ。

もう少し話を発展させると頭のいい子どもが生まれる可能性は親にかかっているとも言えるのではないか。もちろん生まれた時から能力が違っているというのは認める。しかし子どもの可能性は無限大。みんな同じだとは言わないが、たとえば3歳までの育て方で子どもの能力が大きく違ってくるのではなかろうか。

これには米原さんも触れていたが、おもしろい実例があってロシアのニキーチン夫婦の子育て方法がとてもおもしろかった。子育てはもちろん子どもの可能性にとても驚くこと間違いなしだ。もう一度いうが子どもの可能性は無限大。

さて病気についてだが、人やペットはなぜ病気になるのだろう。もっというとなぜ身体の調子が悪くなるのだろう。それはゲーテの言葉に集約されていると思う。「人は自然から遠ざかると病気になる」もちろん人は生物にも言い換えることができるし植物にだって言い換えることができるだろう。

人には三大欲求があって、睡眠欲、性欲、食欲だ。この中で普通は睡眠欲と性欲はどうすることもできないけれど食欲は日頃あまり感じることはないのではないか。なぜなら現代人は生まれてからずっと食べ続けているから。だから究極の飢えを感じることはほとんどというかほぼないだろう。

睡眠欲はもちろん性欲はピークに達すると犯罪まで起こるし最悪殺人まで起きてしまう。身体はDNAの器なのだから。食欲で犯罪など起こるはずがないと思ってるなら大間違いだ。動物は今でも食欲で争っているし、人類も食べるものを争ってこれまで戦ってきた。

現代は飽食状態で食べる物で争うことは少なくなってきたが歴史を紐解いていけばそれはとても最近のことだ。なので現代人はほとんど飢えを感じることはないであろう。ほとんど毎日食べている。食べまくっている。毎日お腹いっぱいになるまで。

食欲はやっかいだ。満腹は気持ちいいのでずっと食べていると食べなくてはいけなくなってくる。身体が欲してくる。なにか食べたい、つまみたいと。これを断つのはなかなか難しい。

なぜなら現代人は生まれながらにずっとこれまで食べてきたのでこれが習慣化してしまっている。こういう言葉がある「人は30年で習慣をつくり、残りの30年は習慣が人を支配する」と。これは昔の人生60年だったころに言われていた言葉だろうがもちろん現代にも当てはまる。それだけ習慣化してしまうとそれを変えるのはなかなか難しい。

では食べることは悪いことなのか。生きるために、快楽を求めるために食べることは悪いことではないが食事は基本的に身体によくないということを言っておく。パラケルススという16世紀の医師が残した言葉に「すべての物質は毒である」とある。

これは人が生活する上で地球上にあるものすべてに言えるだろう。生物、人間はいままでそうやって生きてきた。酸素は毒だ。人は酸素がなければ生きていけないが酸素がなければ700年は生きていけると言われるほどだ。紫外線だって、放射能だった。もちろん食事も。人はそれを解毒しながら生きているようなものなのだろう。もちろんそれらがないと生きていけないし、適量だと身体に良い影響を与えてくれる。

おもしろい話があって、オーストラリアのコアラはユーカリの葉を食べて生きている。ユーカリは毒があるのでコアラはそれを体内で解毒することができる。解毒しながら生きている。

ある研究でコアラをユーカリの葉を食べさせずに育てたところ、あの動きの遅いコアラが信じられないくらい高速で俊敏に動くことができたというのだ。コアラはユーカリの葉の毒により毎日酩酊している状態だからあのように動きが鈍いのだということだった。

それと同じように人も食べたものを毎日身体が分解している。それにはとても力が必要でその場合胃や腸には相当の負担がかかり身体はフル稼働状態。もちろん血液も汚れる。

血液は車でいうところのオイルのようなものだから汚れるといろいろと不具合が起きてくる。ただ人はそれを浄化することができるし、もちろん車でのオイルのように交換はできない。血液は体中を循環しているのでこれが汚れると大変だ。血液がドロドロになり流れが悪くなり血圧が上がるだろう。

血液を身体が浄化してくれるならいいじゃないかと言われるかもしれないがそれにはあることが必要だ。それは他にもいろいろあるがまずは少食でいることだ。一日三食お腹いっぱいに食べると浄化に費やすエネルギーが消化にしか回すことができずだんだん不溶物が身体に溜まっていってしまう。

だからお腹いっぱいに食べると動けなくなったり、思考が鈍くなったりしてくる。身体が消化にエネルギーを集中させているためだ。その他、身体の不溶物を減らそうと大便をしたくなってくる場合もあるだろう。タバコを吸うと便をもよおすのも同じ理屈だろう。

本屋に行くとトイレに行きたくなる場合も同じような原因ではないだろうか。ペンキのような本の化学薬品の匂いが身体に入るとそれは毒なので不溶物を排出するという身体のはたらき。

要するにたくさん食べると病気になりやすい。消化にエネルギーを使うので寿命が短くなる。考えてみても、長寿の方々が口々に言うのは「腹八分目」。たくさん食べるのが仕事の力士の平均寿命は59歳。

以前長寿世界一だったアメリカ人が亡くなったときに生前言っていた長生きの秘訣を新聞で読んだことがある。それはは「一日二食」だった。若い時も少食だったということだろう。それだけ食事は身体に負担をかけるということだ。

動物だって同じだし植物だってそう。植物も肥料をたくさんやると枯れるし、水のやりすぎでも枯れてします。人も同じだ。元来、人類は飢えと共に生き、進化してきた。そして飢えに強い身体になった。身体は飢えにはめっぽう強いが食べ過ぎは経験したことがなく弱い。食べ過ぎによる弊害を進化で補おうとしてもこれを読んでいるあなたたちが生きている間には到底無理だろう。

もちろん薬に頼ってはいけない。ドイツにこんな格言がある「トラック一台分の薬を飲むより、一台の自転車に乗ることが健康への近道」

現代は飽食時代でおいしい食べ物、嗜好品があふれている。国のためを思うなら個人消費は大歓迎だが食べ過ぎは禁物。患者は右肩上がりなので国が医師に支払う医療費は年々増え財政を圧迫している。医療費は膨らみ過去最高の37兆円になったそうだ。もちろん我々の税金から支払われている。

国の為を思うなら健康になって病院にはいかないように、というと聞こえが悪いが間違っているとも言えないしなにより健康は宝だ。悲しいことにそれは病気になってみないと気付けない。しかも気づいても上記で書いたように食欲はなかなか手ごわい。

少し厳しいことを言っているかもしれないが、自分が子どもやペットをそういう風に育ててきたのに、病気になってかわいそうだというのはお門違いだ。アレルギーも小さいころの育てかたで発症の有無が決まる。昔の人はアレルギーなんてなかったこれもゲーテが言う自然から遠ざかってしまったための一種の現代病だ。アレルギーについてはまた次回また改めて書くとしよう。

健康は毎日の生活の中にある。毎日づづけると効果は増していく。身体にいいことをすればどんどん良くなるし、悪いことをし続ければどんどん悪くなっていくだろう。あなたも日々の生活を少しづつ見直してみてはどうだろう。この行為は身体にいいのかなって。

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